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課題研究 STEAM⁺

本校では、高校生の探究活動「STEAM⁺」を行っています。また、この取組は、第9回NITS大賞(独立行政法人教職員支援機構主催)において、優秀賞を受賞しました。 紹介ページ

1.少人数ゼミ形式・異学年合同で進める探究学習

課題研究STEAM+の3年間の流れを示した図

高校1年生で研究方法を学び、2・3年生では16のゼミに分かれて探究を深めます。

本校では、高校の総合的な探究の時間に、教科連携型の探究学習であるSTEAM+を、少人数ゼミ形式・異学年合同で実施しています。 3年間の流れは、1年生で研究方法を学びながらテーマを決め、2年生で調査・実験など研究の中心となる活動に取り組み、3年生でまとめと論文執筆を行う形です。 2・3年生の生徒は16個のゼミに分かれ、15〜16人が1つの教室に集まり、それぞれ個別のテーマで、時には同じゼミの仲間と協同しながら活動します。 各ゼミには1人ずつ教師が担当としてつき、生徒の探究を支援しています。

STEAM+の特徴
  • 高校1年生で、データサイエンスとアカデミックライティングを通して研究方法を学ぶ。
  • 高校2・3年生は、16のゼミに分かれて個人テーマを中心に探究を進める。
  • 少人数ゼミ形式・異学年合同により、対話や協同を通して研究を深める。

2.データサイエンスとアカデミックライティングを軸にした教科融合

データサイエンスとアカデミックライティングを中心に教科がつながる図

DSとAWをハブとして、各教科の学びを探究活動へつなげます。

STEAM+で文理融合・教科融合による学際的な探究活動を実現するためには、高校1年生で学ぶデータサイエンスとアカデミックライティングが重要な役割を果たします。

データサイエンスでは、統計学を学ぶ中で、数学的思考だけでなく、国語の論理的思考、理科における実験データの取り扱い、社会課題との関連、情報の技能やコーディング、英語の活用など、分野をまたいだ既有知識が相互に関連していることを実感できます。

アカデミックライティングにおいても、論理的思考や哲学対話を行いながら、論理的な記述方法や文献の読み方を学ぶことで、複数の教科との関連が強く意識されます。 課題研究STEAM+では、高1段階で学んだ研究基礎としてのDSとAWがハブとなり、教科融合型の探究学習を支えています。

評価ルーブリック

STEAM+では、生徒が自分の探究活動を見通し、研究の過程を振り返りながら改善していくことを大切にしています。 評価ルーブリックは、探究活動においてどのような力を育成し、どのような視点で学びを深めていくのかを、生徒と教員が共有するためのものです。

つけたい力
  • 多様な既有知識を振り返りながら関連付ける力
  • 主体的に探究する力
  • 課題の本質を理解する力
  • 多様な他者と共創できる力
  • 主体的に社会に参画する力
  • 判断した根拠や因果関係について自分の考えで説明する力
  • 未来を予測する力
  • 思考の枠組みを再構造化できる力
評価ルーブリックを見る

PDFファイルが別タブで開きます。

授業で使用しているモジュール

STEAM+では、生徒が探究活動を進めるために必要な考え方や方法を、段階的に学べるように授業モジュールを用意しています。 各モジュールの資料は、以下のリンクからダウンロードできます。

オリエンテーション資料

STEAM+の全体像・探究活動の進め方

STEAM+での探究活動の目的や、3年間の学びの流れ、ゼミ形式での活動の進め方を確認するための資料です。

教員用 授業指導案例

STEAM+の授業設計・指導の流れ

STEAM+の授業を進める際の指導の流れや、生徒の探究活動を支援するための視点をまとめた教員用の授業指導案例です。

進捗報告用紙

毎回の授業で提出する研究記録用紙

毎回の授業で、生徒が自分の研究の進み具合を振り返り、次に取り組むことを整理するための進捗報告用紙です。 自分の研究テーマと各教科との関連を意識しながら、探究活動を進められるようにしています。

引用文献・参考文献記入リスト

文献情報の整理・論文への引用方法

探究活動で使用した文献や資料を整理するための記入リストです。 論文、書籍、Webページなど、文献の種類ごとに論文内で引用する方法も確認できるようにしています。

生成AI利用ガイドライン

研究活動における生成AIの適切な活用

探究活動や課題研究において、生成AIをどのように活用できるのか、また利用する際にどのような点に注意する必要があるのかを確認するためのガイドラインです。 研究の主体は生徒自身であることを大切にしながら、生成AIを適切に活用するための考え方をまとめています。

FW計画書

フィールドワークの目的・調査計画の整理

フィールドワークを実施する際に、調査の目的、訪問先、調査方法、質問項目、当日の行動計画などを整理するための計画書です。 事前に調査の見通しを立てることで、研究テーマに基づいた効果的な現地調査につなげます。

実験計画書

実験の目的・方法・手順の整理

実験を行う前に、研究の目的、仮説、使用する道具、実験方法、記録するデータ、注意点などを整理するための計画書です。 事前に実験の見通しを立てることで、研究テーマに基づいた検証を計画的に進められるようにします。

Ⅰ アンケート調査の手引き

アンケート調査の進め方・注意点の確認

アンケート調査を行う際に、調査の目的、対象者、質問項目の作成、実施時の注意点などを確認するための手引きです。 研究テーマに合った調査を計画し、信頼できるデータを集めるための基本的な考え方を整理します。

Ⅱ アンケート調査計画書

アンケート調査の目的・対象・質問項目の整理

アンケート調査を実施する前に、調査の目的、対象者、調査方法、質問項目、分析の見通しなどを整理するための計画書です。 事前に計画を立てることで、研究テーマに合った質問を作成し、集めたデータをどのように活用するかを明確にします。

Ⅲ アンケート調査許可申請書

アンケート調査実施前の確認・申請

アンケート調査を実施する前に、調査の目的、対象者、実施方法、質問内容などを確認し、調査実施の許可を申請するための資料です。 調査対象者への配慮や個人情報の扱いを確認しながら、適切にアンケート調査を進めるために使用します。