12月18日(月)に、「WWLユネスコ講演会」を開催しました。ユネスコ国内委員会会長の濱口道成先生をお招きし、約1時間のご講演をいただきました。
コロナウィルスやそれ以前の病原菌と人類との闘い、世界で起こっている紛争解決に向けての国際協力の必要性や、科学の進歩の大切さについてお話されました。また、東京芸大が開発した「スーパークローン文化財」で創作された、日本画家の宮迫正明先生の絵画「芦屋のひまわり」のクローン画をご持参されました。参加した生徒は、実際に絵画に触れたり、鑑賞したりと興味深々でした。講演の中で、ユネスコ憲章の「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」を取り上げ、参加した生徒に「心の中の『平和のとりで』とは一体何だろう」という問いを投げかけ、「『科学的真偽』を見分ける力を育成することが大切である」と熱く語られました。生徒からも濱口先生に多くの質問が寄せられ、質疑の時間が終わってもなお、濱口先生に直接質問をする生徒が列をなしていました。