文部科学省が推進するスーパーサイエンスハイスクール(以下、「SSH」とします)は、2002年度より開始されたプロジェクトです。将来の国際的な科学技術関係人材を育成するために、先進的な理数系教育を実施する高等学校がSSHとして指定されます。
詳しくは、「国立研究開発法人 科学技術振興機構 SSH」の ホームページへ
本校は、2006年度から3期に渡り、SSHの指定を受けており、2024年~2028年度までに基礎枠第Ⅳ期、重点枠の指定を受けました。国立大学法人で唯一の併設型中高一貫校である本校がSSHに指定されていることは、大変に意義のあることだと考えます。先進的な研究を行っている総合大学が持つ、恵まれた知的・人的リソースを最大限に活用し、生徒が科学的思考力を持つ地球市民となるべく、「サイエンス・リテラシー」の育成を目指したプログラムをSSHカリキュラムとして、中・高・大 の協同で研究開発しております。
指定校としての実績
【基礎枠】Ⅰ期:2006年~2010年 Ⅱ期:2011年~2016年 Ⅲ期:2016年~2020年 Ⅳ期:2024年~2028年
【科学技術人材育成重点枠】2018年~2020年 2024年~2028年
本校は、平成18年(2006)年度に第Ⅰ期SSH研究開発校にしてされてから、SGH(スーパーグローバル・ハイスクール)やWWL(ワールドワイド・ラーニング)構築支援事業等の研究開発に継続して取組んできました。今回研究指定を受けたSSHは、これらの要素を包括した文理融合基礎枠として新たなフェーズでスタートします。
研究開発校としてSSH基礎枠に令和6年度採択をされたと同時に、SSH 科学人材育成重点枠にも採択されることができました。これは、東海地区の高校で構成された SSH コンソーシアム TOKAI (SSCT)の生徒が名古屋大学や 岐阜大学と連携した「競争と協同」のステージをを経て、『ときときの高校生』として成長し、大学、大学院と一気通貫で『とっきんとっきん』のサイエンティストとして成熟し、次世代のサイエンスロールモデルとなることを目的としています。
好奇心の扉を開く
学びをつないでサイエンスリテラシーを育てる授業
高等教育につながる学び
名古屋大学との連携による専門的な学び
協同的探究学習を用いたサイエンスリテラシーの育成
海外の高校との協同研究
現在の活動は、サイエンスプロジェクトのページへ
「グローバルサイエンスキャンパス」全国受講生研究発表会
令和元年度「優秀賞」 令和2年度「ポスター発表賞」
高校生科学技術チャレンジ(JSEC)
平成29年度 「審査委員奨励賞」、「優等賞」 平成30年度 「優秀賞」 令和元年度 「優秀賞」「入選」
日本物理学会Jr.セッション
平成28年度「優秀賞」1件「奨励賞」2件 平成29年度「優秀賞」2件「奨励賞」2件 平成30年度「優秀賞」2件「奨励賞」 指導教員が「日本物理学会より物理教育功労賞」を受賞
高校生理科研究発表会
第10回 部門 地学 千葉大学長賞 部門 物理Ⅰ 優秀賞
第11回 部門 物理Ⅰ 優秀賞 部門 数学・情報 優秀賞
スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
平成30年度 奨励賞 令和2年度 ポスター発表賞
名古屋大学MIRAI GSC(Global Science Campus)
平成30年 最終ステージ ドイツ研修参加 令和元年度 第2ステージ進出 令和2年度 第3ステージ進出
日本数学コンクール
平成29年度「奨励賞」(個人)「優秀賞」(団体) 奨励賞(団体) 団体戦優良賞 平成30年度「優良賞」(個人)「奨励賞」(団体) 論文「銅賞」 令和元年度「優秀賞」(個人)
サイエンスキャッスル
「研究奨励賞」(研究費授与) 物理教育 第67巻 第3号(2019) 査読論文として掲載(本校生徒・教員・研究協力者共著) 「インターネット望遠鏡を利用した月の継続観測-月と地球の公転運動の解析-
◆目的 :数学に焦点を当て、現代の諸問題に応答できる「数学的思考力」を身につけた生徒を育成
◆目標:多くの情報を集め、必要とする情報を選択・処理することを通して、社会で数学を活用する能力を育成
◆方法:2018年度より3段階のステージからなる企画を実施しています。それぞれのステージで選考が行われ、3rdステージでは4グループがアメリカで数学の課題に取り組みます。
平成23年度指定 スーパーサイエンスハイスクール研究開発実施報告書(2期)第5年次
平成28年度指定 スーパーサイエンスハイスクール研究開発実施報告書(3期)第5年次